大きな声で元気にあいさつできますか?
はきはきと元気に話せたら良いなと思いながら、小さな声しか出せないでさみしい思いをしていませんか。
日本人は外国人に比べて、アピールが苦手と言われています。奥ゆかしさや謙虚(けんきょ)さは、日本人の美徳(びとく)とされてきましたが、今はグローバルな時代です。
誰とでも堂々(どうどう)と話せたらカッコいいなと思いませんか。
大きな声ではきはきと話すには、そうしようと思ってもなかなかできないことがあります。それは、声を出す訓練(くんれん)が足りていないからです。
英語発音体操は、「話すための筋肉」を鍛(きた)えます。しっかりと筋肉(きんにく)を鍛えておけば、いざという時に大きな声を出すことができます。ついでに、英語の発音の口の形を覚えて、そのための筋肉も鍛えておけば、ネイティブっぽい発音を身に付けることができます。
「話す」ことは、頭で覚えるだけではなく、自然と口から出るように体で覚えこんでおくことが大切です。
声はどこから出てくるの?
声を出すためには2つだいじなことがあります。
ひとつめは、声のもととなる息を、肺(はい)から十分に送り出すこと
ふたつめは、肺から送られてきた息を、喉(のど)や口の中の空間(くうかん)で美しく磨(みが)きあげること。そして舌(した)や唇(くちびる)の筋肉(きんにく)でクリアな声を作り上げていくのです。
よく響(ひび)く声、人を魅了(みりょう)する声は、体幹(たいかん)や舌・唇などの口の中の筋肉を子どもの頃から十分に使うことで作られていくのです。
英語を話すための基礎トレーニング
声を出すしくみで、肺活量(はいかつりょう)と舌やj唇(くちびる)、ほっぺたの筋肉がだいじなのはわかりました。
英語発音体操で、声を出すための基礎(きそ)トレーニングをしましょう。
トレーニングの内容は、おもに3つです。
●顔の筋肉を鍛える母音体操
●息の吐き方を覚える子音体操
●英語のリズムを楽しむリズム体操
むずかしく考えることはありません。くりかえし練習して、体で覚えます。
小学生の保護者の方、教育関係の方へ
子ども達に必要な声を出す訓練について、詳しくご説明しています。下記画像をクリックしてご覧ください。
口の中の大きさ(キャビティ)は、およそ12歳くらいまでに形成されます。成長期に大きく口を開けてはきはき話す訓練は、響きのある美しい声を出す礎になります。是非この貴重な時期に、しっかり訓練することをお勧めします。
「発音に自信がない・・」とお悩みの指導者の方へ
成長期の子どもたちに大切なのは、知識よりも体づくりです。英語を流ちょうに話せるようになるためには、口周りの筋肉やしっかり息を出せる体幹を鍛えることが大事です。
小学生の英語教育の基礎トレーニングとして英語発音体操をお勧めします。
発音指導に自信が持てない指導者でも、子どもたちと一緒に元気にトレーニングすることができます。
英語発音体操では、補助教材としてプラクティスカードもご用意しています。プラクティスカードの活用について、動画でご紹介します。